不登校・登校拒否、いじめ、虐待 2001年
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・長期間、性的虐待を受け続け、精神的肉体的苦痛を被ったとして、愛知県内の女性(18)が当時の養父母を相手取り、1000万円の損害賠償を求めた訴訟で、「不法行為を放置した養母にも、養父に勝るとも劣らない責任がある」として、連帯して1000万円の支払いを命じる判決が名古屋地裁岡崎支部で言い渡されていたことがわかった。性的虐待を黙認した責任を認めた民事訴訟判決は、全国初。女性は1989年5月、実の母親の姉夫婦である養父(48)と養母(43)に引き取られ、養子縁組をした。養父は、女性が小学2年生だった91年ごろから約8年間、性交渉を強要するなどの性的虐待を繰り返した。養父は99年に逮捕され、翌年、県青少年保護育成条例違反の罪で懲役10月の実刑判決を受けた。女性は99年、養子縁組を解消した。女性は判決直後、判決内容の公表をためらったが、弁護士らが説得を続け、女性は「自分と同じような被害に遭っている人に、『自分は悪くない』ということを分かってほしい」と了解した。(12/25)
・埼玉県蕨市に住む重度知的障害の少女(19)に、高校生の少年2人(ともに17歳)が1年以上にわたり暴行を繰り返した準婦女暴行事件で、少女の両親が、少年らと両親を相手取り、計1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が、さいたま地裁で開かれた。被告側は請求の棄却を求めた。少年らは、近所に住む少女が知的障害のため強く抵抗せず、暴行を受けても両親に説明できないことにつけこみ、今年3月ごろまでの1年以上にわたって、団地の物置などで暴行やわいせつ行為を多数回繰り返した。少年らの両親に暴行を防止すべき注意義務があったとも主張。(12/21)
・福岡県警田川署は、2歳の男児を虐待死させたとして、母親(23)と、同居している無職容疑者(22)を傷害致死の疑いで逮捕。容疑者らは自宅で長男が泣くことに腹を立て、母親が頭を数回殴ったうえ、同居の容疑者が自分の胸の高さまで抱え上げ畳に落とすことを2回繰り返したという。ぐったりして動かなくなったため、母親が119番。救急車で搬送中に救急隊員が死亡を確認し、田川署に通報した。死因は外傷性脳浮しゅ。同署は勝ちゃんの全身にあざがあることから、日常的に虐待を繰り返していたとみて2人を調べている。(12/21)
・埼玉県伊奈町のアパート住民から、同アパート1階の浴室で「子どもが血を流している」と119番があった。消防署員が駆けつけたところ、幼稚園児の長男(5)、二男(3)、妻(38)が胸などに重傷を負っていた。、妻は「私が切りつけた」と話している。一家は小学校2年の長女(7)を含む5人家族。妻が、自宅にあった包丁で長男の右胸、二男の左胸などを切りつけ、自らも左腕を切ったとみられる。最近、育児に疲れていたらしい。会社員は仕事で留守で、長女は自宅にいたが無事だった。(12/21)
・千葉県神崎町立神崎中学校に在学中、同級生からいじめを受けたとして、会社員男性(23)が、当時の同級生5人の父親と町を相手に5320万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が、東京高裁で言い渡され、裁判長は、町と元同級生の父親4人に計760万円の支払いを命じた一審判決の事実認定を支持し、計690万円の賠償金支払いを命じた。担任教諭らはいじめを把握できていたとして、町の賠償金を一審より15万円増額し455万円とした。また、ふざけていただけという元同級生の主張を退け、男性が受けた暴力は長期間継続した執ようなものだった、と一審と同様にいじめを認めた。(12/20)
・PL学園高校野球部の元部員(20)が、上級生から暴行を受け左手に後遺症が残ったとして、同校に1000万円の支払いを求めた訴訟で、福岡地裁で和解が成立。同校が集団暴行の事実を認め謝罪し、和解金930万円を支払う。原告側弁護士は「主張がほぼ認められ、実質全面勝訴」としている。訴状によると、元部員は入学して間もない97年7月、野球部寮内で2年生部員らから、集団で殴るけるの暴行を受けた。その時のけががもとで、左腕のひじが伸びないなどの後遺症が残り、野球も十分続けられなくなったとし、慰謝料や治療費など1000万円の支払いを求めていた。(12/20)
・福岡県城島町で96年、町立城島中3年の大沢秀猛君(当時15)がいじめを訴える遺書を残して自殺し、両親が「学校はいじめを放置した」などとして、町と県に約9400万円の損害賠償を求めた訴訟で、福岡地裁は、「いじめの兆候は把握可能で、学校に安全配慮義務違反があった」として、秀猛君の精神的苦痛に対する慰謝料として町と県に合わせて1000万円の支払いを命じた。しかし、自殺についての学校の責任は「自殺は本人の意思決定にかかわる部分が大きく、予見は困難」として否定した。(12/18)
・三重県津署は、津市内の中学3年生の女子生徒(15)を傷害と恐喝未遂の疑いで逮捕。同署は他に2人の同級生も事件にかかわっていたとして1人をすでに逮捕、1人を送検する。女子生徒は11月19日、同市の路上で顔見知りの同じ学校の女子生徒2人に対し、「態度が悪い。ボコボコにしてやる」などと言い、顔面を手で殴るなどして全治3〜5日のけがを負わせた。また、この2人に「親の財布から4万円を盗んでこい」と要求したが、目的を果たさなかった。(12/13)
・警察庁のまとめによると、児童虐待防止法が施行された昨年11月からの1年間で、186件の児童虐待事件が発覚し、211人の保護者が警察に逮捕や書類送検された。虐待の被害に遭った18歳未満の子は192人で、うち56人が死亡。命を奪われた子は前年同期に比べて13人も増えている。児童虐待事件は前年同期に比べて件数で8件、逮捕・送検された保護者数で12人、被害に遭った子で10人、いずれも増えた。事件別では、傷害が最多の93件で、次いで殺人(未遂を含む)が30件、保護責任者遺棄(致死を含む)が17件など。被害者の年齢は1歳未満が37人で最多。6歳以下は119人で、全体の62%を占めた。死亡した子は、傷害致死で25人、殺人が22人、保護責任者遺棄致死が6人、重過失致死が3人。虐待していた保護者は、実母が79人で全体の37%を占めた。次いで、実父と実母の内縁関係者がともに44人で、それぞれ全体の21%。養父・継父が33人で16%だった。前年同期に比べると、実母が21人、養父・継父が13人、それぞれ増えている。(12/13)
・児童虐待の防止策を国内外の専門家を交えて考える「児童虐待国際シンポジウム――21世紀の子どもたちの生存と発達と保護のために――」(日本子ども虐待防止研究会、国際子ども虐待防止協会)が、神戸市中央区の神戸国際会議場で開かれ、米国や英国、フィリピンなどの専門家の意見に約600人が参加。(12/13)
・大阪桐蔭高校1年男子生徒(16)が、野球部に入部直後の今年4月、上級生の部員に「生意気だ」などと言われ、野球部寮で集団暴行を受けたとして、大阪弁護士会に人権侵害救済を申し立てた。生徒は4月13日深夜、2年生4人に寮の部屋に呼び出され、殴るけるの暴行を受けた。生徒は自宅に逃げ帰り、野球部長らが謝罪したため、いったん帰寮したが、同じ2年生から「しばく(殴る)ぞ」などと言われ、暴力を恐れ登校拒否になった。被害生徒は現在も登校しておらず、近く退学する。生徒は、「学校側がリンチを許す野球部の体質を容認した」とし、警告などの措置を取るよう求めている。(12/12)
・昨年10月、小倉南区の中学3年の男子生徒(当時15歳)が自殺した事件で、生徒の両親が、生徒への暴行や恐喝容疑で逮捕されるなどした少年ら9人と保護者を相手に、慰謝料など計約9352万円の損害賠償を求める訴えを地裁小倉支部に起こした。被告の少年らは当時15〜19歳。自殺した生徒は昨年夏以降、少年らから何度も恐喝や暴行の被害を受け、バイク修理代名目の2万5000円の支払い期限だった昨年10月11日早朝、少年は「ぼくはもうつかれました」とのメモを残し自宅の庭で首をつって自殺。両親側は「恐喝や暴力行為のいじめが重なり、絶望に陥れられて自殺に追い込まれた」と主張。(12/11)
・高松市で11月15日、義父に虐待を受けて意識不明の重体となっていた黒川留圭ちゃん(3)が8日午後、入院先の同市内の病院で脳挫傷のため死亡。高松地検は、傷害罪で起訴した義父(27)の罪を傷害致死に訴因変更する。起訴状などによると、被告は妻(32)の連れ子の長男留圭ちゃんの動作が緩慢なことに激高。自宅の玄関土間で、留圭ちゃんを突き倒し、さらに腹をけるなどして後頭部を板戸に強打させるなどの虐待を加えた。(12/8)
・三重県名張市立中学校の2年の男子生徒2人が今年10月、3年生の男子生徒1人の顔を素手で殴るなどし、重傷を負わせていた。3年生は鼻やあごの骨を折り5日間、入院。名張署は11月19日、傷害の疑いで1人を逮捕、別の1人も児童相談所に通告したことが分かった。(12/7)
・福岡地裁は、6歳の四男を戸外に放置し凍死させたとして、保護責任者遺棄致死罪などに問われた福岡市東区、無職(33)、妻(38)両被告に、ともに懲役3年、執行猶予5年(求刑・各懲役4年)を言い渡した。判決によると、被告は98年1月5日午後9時ごろ、「兄弟のお年玉を盗んだ」と四男(当時6歳)を怒り、顔を殴って2週間のけがをさせた。さらに両被告は6日午後8時半ごろ、外に逃げた四男に食事を与えず下半身裸で放置。7日午前5時ごろ、自宅前で凍死。裁判長は「誠に悲惨で、刑事責任は重い」としながらも「現在も2〜15歳の子供8人がおり、養育に当たらせる中で自力更生させるべきだ」と執行猶予の理由を述べた。(12/6)
・1歳の長女を布団でぐるぐる巻きにして窒息死させたとして殺人罪に問われた大阪府枚方市、主婦(28)の判決公判が大阪地裁であった。裁判長は「保護を与えるべき母親でありながら、わが子の未来一切を奪った短絡的かつ自己中心的犯行」として懲役4年6月(求刑・懲役6年)の実刑を言い渡した。被告は4月13日午後4時ごろ、仕事もせず育児への協力もない夫への不満と憤りから将来に絶望し、自宅で掛け布団を長女の全身に巻き付け、窒息死させた。(12/4)
・岡山県警捜査1課と久米署は、児童福祉施設から一時帰宅していた長男に暴行し、死亡させたとして、岡山県久米南(くめなん)町、無職(29)を傷害致死の疑いで逮捕。容疑者は11月22日から12月1日にかけて、自宅で長男(2)の頭や顔などをこぶしで殴るなどして暴行、死亡させた疑い。長男は1日夜、食事中にぐったりしたため、病院に運ばれたが、体中に傷や、たばこの火を押し付けたような跡があり、2日夜、急性硬膜下血しゅのため死亡。調べに対し、容疑者は「自分に懐かなかったので、腹が立ち、殴った」と供述。(12/3)
・群馬県富岡市で1999年3月、当時3歳の男児を虐待して死なせ、遺体を埋めたとして、傷害致死と死体遺棄の罪に問われている埼玉県所沢市、とび職(26)と内縁の妻で男児の母親(31)の両被告の論告求刑公判が、前橋地裁高崎支部で開かれた。検察側は「人間性のかけらもみられない残虐かつ非道な犯行」として、両被告に懲役8年を求刑。(11/30)
・高校生の長女に硫酸サルブタモールをお茶などに混ぜて飲ませ、殺害を図ったとして、殺人未遂罪に問われた奈良市、准看護婦(44)に対する論告求刑公判が、奈良地裁で開かれ、検察側は「原因不明の病死を装った巧妙、悪質な犯行」などとして懲役6年を求刑。(11/30)
・栃木県鹿沼市立北犬飼中3年、臼井丈人君(当時15歳)が自殺したのはいじめが原因だったとして、丈人君の両親が元同級生2人や鹿沼市などを相手取り、約1億1000万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が、宇都宮地裁であった。元同級生側は「丈人君を狙ったいじめではなく、遊びが悪ふざけに達しただけ」と説明。市側は「いじめが自殺の直接の原因であるかは不明。教師に過失はない」との姿勢を崩さなかった。(11/29)
・生後9か月の長男を殺害したとして、殺人罪に問われた山口県宇部市、主婦(28)の判決が、山口地裁であり、「確定的殺意が認められる」として、懲役3年(求刑・懲役5年)を言い渡した。(11/28)
・8歳の次女をロープで木に約2時間宙づりにして死なせたとして逮捕致死の罪に問われた島根県津和野、農業(56)に対する判決公判が、松江地裁であった。裁判長は「しつけの範囲を著しく逸脱し、過酷で無慈悲な犯行」と述べ、懲役2年6カ月(求刑4年)の実刑を言い渡した。(11/27)
・愛知県尾西市は、児童虐待の早期発見、早期解決のための「危機児童・家庭サポートチーム」を来年4月に発足させる。9月から検討を開始。メンバーは、市役所民生部を中心に、警察署や医療機関、小中学校や幼・保育園の代表者にも参加してもらう方針。発足後は児童相談所や保健所、学校などの関係機関と連携して、児童虐待やいじめ、非行などの問題解決を支援する。また、同市は来月から民生児童委員を77人から92人に増員し、地域との連携や情報収集機能の強化を図る。(11/26)
・京都府豊岡署は、城崎郡内の無職少女(16)を恐喝容疑で逮捕。中学校の後輩の同郡内の女子中学2年生2人(いずれも14歳)から5回にわたって現金計約8万1000円を脅し取った疑い。(11/26)
・生後7か月の長男が泣きやまないことに腹を立て、布団をかぶせて窒息死させたとして、奈良県警捜査1課と郡山署は、父親の大和郡山市内の無職少年(19)を殺人の疑いで逮捕。少年は留守の妻(20)に代わって、長男の面倒を見ていたが、ミルクを与えるなどしても泣きやまないことに立腹。長男の顔に布団、毛布、タオルを重ねてかぶせて殺した疑い。(11/26)
・大津市の滋賀県立北大津高校で10月、空手部員の1年生男子生徒(15)が他の部員に格闘技のK1をまねて殴られ意識不明になった事件で、大津家裁は、傷害容疑で送致されていた部員計7人の審判を開いた。中心になっていた2年生(17)と1年生(15)の2人を中等少年院送致、1〜2年生の4人(16〜17歳)を保護観察処分、1年生(15)を不処分とする決定を言い渡した。(11/26)
・京都府警木津署は、傷害の疑いで京都府精華町に住む同町立中学三年生(15)、無職(16)、会社員(15)の少年三人を逮捕。三人は今月五日、同町内の団地で、同町に住む中学校二年生の少年(14)に殴るけるなどの暴行をし、さらに少年を近くの墓地公園に連れ出し、たばこの火を押しつけたり、自転車を投げつけるなどした疑い。少年は頭などに軽傷。(11/25)
・5カ月の次男を殴って重傷を負わせたとして、茨城県警境署は、岩井市、会社員(22)を傷害の疑いで緊急逮捕。容疑者は、自宅で次男が泣きやまなかったことに腹を立て、腹や頭などを殴り、脳挫傷などの重傷を負わせた。容疑者は、妻(20)が買い物で外出したため、長男(1歳11カ月)と次男にミルクを飲ませるなどして面倒をみていたと。容疑者は「カッとして殴ってしまった」という。(11/23)
・新潟県教委は、児童・生徒に体罰を加えたとして下越地方の小学校の男性教諭(37)を減給2月、上越地方の県立高校の男性教諭(25)を減給1月の懲戒処分としていたことが分かった。小学校教諭は10月中旬、図工の授業で、他の児童の絵にいたずら書きをした6年生の児童に注意した。児童が反省した様子を見せなかったことから、こぶしで児童の顔をたたいた。なお反省した様子がなかったことから児童の絵を破り捨てた。現在、児童は不登校。(11/22)
・栃木県警宇都宮中央署は、宇都宮市、無職(44)を傷害の疑いで緊急逮捕。自宅で交際相手(25)の長男(1歳6か月)がまとわりついたことに腹を立て、陽一ちゃんの額をハンマーで殴ったり、腹をけるなどした疑い。長男は意識不明の重体。(11/22)
・岐阜県揖斐署は、揖斐郡内の中学3年の女子生徒(15)を傷害容疑で逮捕。女子生徒は6日午前11時半ごろ、校舎1階廊下で、自分の妹の悪口を言ったとして2年生の男子生徒を問い詰めていた際、止めに入った女性教諭(48)を、所持していた雨傘で殴り左腕に5日間のけがを負わせた疑い。女子生徒は最近、ほとんど登校していなかったという。(11/21)
・中学時代に同級生から集団暴行を受けたため、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったと静岡県浜松市の高校生(16)と両親が、当時の同級生11人と保護者、浜松市を相手取り、計約2400万円の損害賠償を求める訴えを静岡地裁浜松支部に起こした。市立中3年生だった昨年1月26日、下校中に同級生5人から因縁をつけられ、殴られるなどして1カ月のけがを負った。2日後には同級生十数人が自宅に押しかけ、無理やり玄関から入ろうとしたり、大声で騒いだりした。こうした暴行を通じて「死ぬかもしれない」とPTSDになり、高校受験にも失敗。現在は通信制高校で学びながら、通院を続けている。「事実を伝え、同級生らに謝罪してほしい」と、実名を公表した上で提訴することを決意。また、「学校は暴行を防止するための適切な指導を怠った」として市の責任も追及。これに対し、浜松市教委指導課は「学校側も被害者の側に立ち、暴行の事実を確認したり、加害者とともに服部君におわびするなどの対応をした。関係者で和解が成立せず、訴訟となったのは残念」と話している。(11/21)
・愛知県尾西市北今の団地に住む主婦(25)から、「子どもが動かない。意識がない」と119番通報。子の久司君(4)がぐったりしており、救急隊が病院に運んだが間もなく死亡。顔にすり傷やあざ、両手首に縛られた跡などがあり、県警は同居していたトラック運転手(31)を傷害致死の疑いで緊急逮捕。太ももにも内出血の跡があり、日常的に虐待があった可能性もあるとみて死因を調べる。(11/21)
・高松市内の病院から「救急車で運ばれた2歳の男児に打撲の跡があり、虐待された疑いがある」と高松南署に通報があった。父親の、無職容疑者(27)に事情を聴いたところ、「子どもの動作に腹が立ったのでけった」などと話したため、傷害容疑で緊急逮捕。男児は頭を強く打っており、意識不明の重体。容疑者は、自宅で男児の背中を突き飛ばしたうえ、腹をけるなどの暴行を加えた疑い。容疑者は今春に結婚し、妻、男児と3人暮らし。(11/15)
・千葉北署は、四街道市、居酒屋経営容疑者(39)を傷害容疑で逮捕。容疑者は12日午前9時ごろ、千葉市稲毛区の県中央児童相談所前で、出勤してきた同相談所の児童福祉司(54)の頭を棒のようなもので殴り約1週間のけがを負わせた疑い。同容疑者の長女(17)が家庭内の問題から、約3年前に養護施設に入所。飯笹容疑者はたびたび「娘を返せ」と電話で要求していたという。同相談所は「話し合いができるような状況ではなく、長女の意思も確認し判断した」としている。(11/14)
・2000年度に全国174カ所の児童相談所に寄せられた児童虐待相談の処理件数が前年度の1・5倍に当たる1万7725件に上り、調査を始めた90年度の16倍に増えたことが厚生労働省のまとめで分かった。実母による虐待が人数、割合とも増えているのも特 徴。実母や義母から「自分のしている行為は虐待に当たるか」「虐待してしまいそうだ」といった相談が増加。相談件数の急増に伴い、児童を保護者から分離する一時保護も6168件と、前年度の1・4倍になった。(11/14)
・埼玉県さいたま市のホームセンター「ホームピック宮原店」で、商品のプラスチック製衣装ケースから出火、女性店員が出火に気付いて備え付けの消火器でケース2個の一部を焦がして消し止めた。店内に客がいたが、けが人はなかった。店員が、店内にいた不審な少年と少女に話を聞いたところ、少年が「ライターで火を付けた」と話したため、110番した。少年は同市立小学校3年生(9)で、少女は同1年の妹(7)。「ライターは、火を付けるために店で盗んだ」と話しているという。兄妹は家庭の事情などから約1カ月間、不登校だったといい、大宮署は少年を建造物以外放火容疑で補導し、県中央児童相談所に引き渡した。(11/12)
・茨城県美野里町で、同居していた女性(26)の小学3年の長男(8)に包丁を投げつけ、大けがを負わせたとして、傷害罪に問われた無職(45)に対する判決公判が、水戸地裁であった。「危険極まりない犯行で、長男の精神的被害も重大」として、懲役2年10月(求刑・懲役4年)の実刑を言い渡した。被告は8月17日夜、長男が自分を無視して寝室に行ったと思い込んで逆上し、長男に包丁(刃渡り17センチ)を投げつけて左足に突き刺し、3か月の重傷を負わせた。(11/2)
・福岡市中央区で26日に男が同居している女性の4歳の長男の頭や顔を殴打し、タンスに頭をたたきつけるなどして虐待した。頭の骨を折り重体だった長男は病院で死亡した。(10/28)
・福岡県西署は、中央区、自営業容疑者(46)を傷害の疑いで緊急逮捕。27日に別居中の妻と子どもが住む早良区内の妻宅で、中学1年生の長男(13)に「太り過ぎなのにランニングが足りない」と、すりこぎや手で殴り2週間のけがをさせた。(10/28)
・児童虐待などの深刻化を背景に、名古屋大病院は、親子関係を重視し双方に精神面の診療などを行う「親と子どもの心療部」を来年4月に新設することを決めた。親子を一体にフォローする、より専門的な施設の必要性が高まっていると判断したためで、全国に42ある国立大付属病院の中では初の試み。(10/27)
・福岡県警中央署は、福岡市中央区、無職容疑者(25)を傷害容疑で逮捕た。容疑者は自宅マンションで、同居する飲食店員女性(22)の長男(4)の顔や頭などを十数回にわたって殴ったり、タンスに頭を打ち付けたりした疑い。急性硬膜下血腫や頭がい骨骨折などで意識不明の重体。(10/26)
・山梨県甲府市のマンションで98年9月、山梨県昭和町立押原中3年が少年3人に暴行され死亡した事件で、両親が暴行を主導した加害少年2人に対し、慰謝料など総額5000万円を求める訴えを甲府地裁に起こした。加害少年側が示談に応じないまま訴訟提起の時効(3年)を迎えたためで、「加害者側の誠意が感じられず、裁判を起こすしかなかった」と話している。訴えられたのは当時18歳と16歳の少年2人。(10/18)
・東京都江戸川区で、12日、小学校一年生(7つ)が死亡しているのを、帰宅した父親が見つけた。全身に殴られたあざがあり、警視庁小松川署は、傷害致死の疑いで母親(34)を逮捕。母親は調べに対し「学校の先生に、長男がほかの子供をいじめていると注意され、しかっているうちに興奮して殴ってしまった。申し訳ないことをした」と供述している。母親はプラスチック製のマッサージ器(長さ約六十八センチ)で頭や顔、肩など全身を殴り、死亡させた疑い。死因は全身打撲とみられる。(10/13)
・5歳男児を部屋にとじこめ、食事を与えないなど養育を放棄したとして、警視庁は、両親の埼玉県川口市、トラック運転手(29)と妻(23)を保護責任者遺棄の容疑で逮捕。養育義務を果たしていないとして、児童相談所が親を告発していた。(10/11)
・福岡県警少年課と飯塚署は、高校2年男子から計278万円を脅し取ったとして、同県嘉穂郡内の私立高校1年(15)ら少年4人を恐喝の疑いで逮捕、中学生を含む13〜16歳の6人から任意で事情聴取していると発表。10人は今年8月15〜22日に3回にわたって、同じ町内の高校生から計278万円を脅し取った疑い。高校生は家族が本人名義にしていた貯金を郵便局から引き出していた。(10/10)
・東京都国分寺市で昨年7月、母親が1歳7カ月の次女に熱湯をかけるなどして虐待し、死亡させたとして警視庁は、母親の飲食店従業員(24)を傷害致死容疑で、夫の朝日新聞販売所従業員(25)を保護責任者遺棄致死容疑でそれぞれ逮捕した。容疑者は「おもちゃを片づけずに騒ぐので腹がたってやった」と話している。(10/5)
・千葉県袖ケ浦市で今年2月に起きた幼児虐待死事件で、男児(当時3)に暴行し、死なせたとして傷害致死の罪に問われた母親(25)と、祖父(49)に対する論告求刑公判が、千葉地裁であり、検察側は、被告に対して「母親としての責務を放棄して虐待に加わった」として、祖父には「一家の主として家族の虐待をやめさせなかった責任は重い」として、それぞれ懲役7年を求刑。(10/4)
・静岡県警捜査1課と蒲原署は、交際相手の女性(22)の長男(1)に暴行を加えて死なせたとして、富士宮市の無職の少年(19)を殺人容疑で逮捕。少年は25日夜、富士川町の女性宅で長男の頭をふすまにぶつけるなどして頭にけがをさせ、死なせた疑い。長男は病院に運ばれたが、間もなく死亡した。長男の顔のあざを不審に思った医師が、蒲原署に届け出て事件が発覚。(9/26)
・北海道函館中央署は、内縁の妻の小学3年生の長女(8)を虐待した傷害容疑で逮捕した函館市、飲食店経営(48)を、逮捕監禁の疑いで再逮捕した。容疑者は今年5月12日午後6時ごろから14日午後4時ごろまで約46時間にわたり、自宅で「うそをつくのをやめさせるためのしつけだ」と言って長女の両腕、手首、足などをビニールのひもでしばったうえ、新聞紙で首からつま先まで覆い、その上から粘着テープを巻きつけてまったく身動きできない状態にした疑い。長女は監禁中、ひもを解かれたことがなく、手足の自由を奪われたまま食事を与えられていたという。(9/26)
・栃木県警小山署は、生後4カ月の長女を窒息死させたとして、小山市、無職容疑者(27)を業務上過失致死(重過失致死)容疑で逮捕。容疑者は23日午前4時ごろ、なかなか泣きやまない長女にかけ布団をかぶせ、窒息死させた疑い。(9/24)
・名古屋市西区の病院から、「男の赤ちゃんが運び込まれてきたが、すでに死んでいた」との110番通報。死亡したのは、風俗店従業員の女性(22)の長男で、生後1か月。女性が自宅で入浴させたところ、様子がおかしくなったため、近くの病院に運び込んだ。赤ちゃんは極度にやせていて、栄養失調が疑われる状態。女性は先月下旬、赤ちゃんを自宅で出産、母乳で育てていたが、約2週間前に再び風俗店で働き始め、勤務時間の午後6時から午前1時ごろまでは、赤ちゃんは自宅に1人残され、母乳を与えられなかった。(9/21)
・6歳の二男を車から突き落として死亡させたとして傷害致死の罪に問われた住所不定、無職の母親(36)、交際相手の静岡県御殿場市、運転手(36)の両被告に対する判決公判が、静岡地裁沼津支部で開かれた。無職被告に懲役7年(求刑・懲役8年)、運転手被告に懲役8年(同・懲役9年)を言い渡した。(9/20)
・埼玉県警深谷署は、同居の祖父(71)を木づちで殴って重傷を負わせた殺人未遂容疑で、深谷市の市立中学3年の少年(15)を緊急逮捕。少年は一昨年9月ごろから学校に行かなくなり、祖父から度々注意されていたといい、「おじいちゃんが死ねば、学校に行かずに済むと思った」と供述している。(9/19)
・山形県新庄市立明倫中学校で1993年1月、1年生の児玉有平君(当時13歳)が体育館用具室のマットの中で死亡した事件で、有平君の父、昭平さん(52)ら遺族が、監禁致死などの疑いで逮捕、補導された当時の生徒7人と新庄市を相手取り、総額1億9300万円の損害賠償を求めた訴訟が、山形地裁で結審。(9/18)
・栃木県警矢板署は、生後1か月の長男に熱いミルクをかけるなどの虐待をしたとして、矢板市の土木作業員の少年(19)を傷害の疑いで緊急逮捕。少年は熱湯で作ったミルクを長男の頭にかけたうえ、約2時間半にわたり、頭や腹を平手で十数回殴った疑い。長男は頭のやけどするなど全治1か月の重傷。(9/14)
・文部科学省は不登校だった中学生を追跡調査した「不登校に関する実態調査」を発表。93年度に「学校嫌い」を理由に30日以上欠席し中学校を卒業した約2万6千人を対象に99年にアンケートやインタビューで調べた。不登校だった人の高校進学率は65.3%で、そのうち37.9%が中退を経験。「進路先が希望通りではなかった」とする人が56.5%。調査時点で修学も就労もしていない人が22.8%、就労していてもパート・アルバイトが正社員よりも多い。(9/7)
・88年、同級生からのいじめを苦に自殺した富山市立中学1年の女子生徒の両親が、富山市に慰謝料など計2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、富山地裁であった。裁判長は「学校の対応は安全保持義務に違反するとはいえない」と判断。いじめについての保護者に対する調査、報告義務については「信義則に基づき、必要に応じて親権者に報告すべき義務を負う」との判断を示したが、この訴えについては「報告義務に反する行為があったとは認められない」として、訴えを全面的に棄却した。(9/5)
・大阪府八尾市の府営住宅から「子供を殺すかも分からん」と女性の声で119番。消防から連絡を受けた八尾署員が駆け付けたところ、女が府営住宅内の自宅で子供に馬乗りになって首を絞めており、殺人未遂の現行犯として逮捕、子供を無事保護した。保護されたのは長男(5つ)で、首に一週間のけがをしたが、命に別条はない。(9/3)
・7月に宇都宮市内の私立高校に通う男子生徒(当時17歳)が自宅で首をつって自殺した事件に関連し、宇都宮家裁は、この男子生徒と同級生(17)に暴行しけがを負わせたとして、傷害容疑で逮捕された宇都宮市内に住む少年(17)を、中等少年院に送致することを決めた。(9/1)
・秋田家裁は、知人の男性に暴行を加え、川に飛び込ませて水死させたとして傷害致死の罪で家裁送致された秋田市の高校2年生男子(16)と無職少年(17)を中等少年院(長期処遇)に送致する決定を下した。2人は7月14日午後10時40分から午後11時ごろまでの間、秋田市楢山愛宕下橋堤防付近で、近くに住む知人のアルバイト店員、石岡瑛さん(当時18)に服従を要求しようと顔や胸を殴るなどした。さらに石岡さんが泳げないことを知りながら、「もっと殴られたいか、それとも川に飛び込むか」などと脅した。石岡さんは太平川に飛び込み、同17日遺体で発見された。(8/29)
・愛知県警少年課と一宮署は、一宮市の高校1年の男子生徒(15)を恐喝の疑いで逮捕。男子生徒は同じ暴走族に所属する木曽川町の同級生(15)が暴走族をやめようとしたことに腹をたて、顔を殴るなどの暴行を加え、現金2000円などを脅し取った疑い。(8/28)
・帝京大の空手道部員(当時19歳)が自殺したのは、先輩部員のいじめを受けた上、合宿所での金銭紛失で犯人扱いされ、精神的に追いつめられたのが原因として、岡山市内に住む両親が、同大学と空手道部の師範を相手取り、総額約7650万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、岡山地裁であった。渡辺温裁判長は「長男が先輩部員から日常的にいじめを受けていた事実はなく、自殺との因果関係はない」として請求を棄却した。(8/28)
・北海道警函館中央署は、内妻(31)の小学3年生の長女(8)を虐待したとして、函館市、飲食店経営容疑者(48)を傷害の疑いで逮捕。容疑者は10日午後3時ごろから午後5時30分ごろまでの間、自宅で長女の顔を素手で殴ったり、プラスチック製のバットで尻をたたいたりして、2週間のけがを負わせた疑い。長女が10日夜に逃げ込んだ近所の家から警察に通報があり、事件が発覚した。長女は翌日、児童相談所に保護された。(8/28)
・公立の小中高校の児童生徒が昨年度に起こした「暴力行為」の各市町村教育委員会への報告数は、全国で計4万374件と、前年度を10.4%上回り過去最多を更新したことが、文部科学省が発表した「生徒指導上の諸問題の現状についての調査」の速報で明らかになった。小中高ともに対教師暴力の伸びが目立つ。一方、公・私立高校の中退者数は、100人当たり2.6人と過去最高の割合に。いじめの報告数は3万918件で、95年度をピークに5年連続で減った。(8/24)
・茨城県美野里町、会社員(45)が同せい中の女性(26)の長男で小学3年の児童(8)を包丁で刺し、石岡署に逮捕された。男児は昨年11月、竜ケ崎市内の小学校から千葉県内の小学校に転出したが、同校には3日間しか通学せず、今年5月になって美野里町内の小学校に転入するまでの約半年間、学校に通っていなかった。関係者は「昔いた竜ケ崎市内などを転々としていたようだ」と話す。現在の学校に転入してから1週間後、登校した男児の目の下に赤いあざがあるのに担任教諭が気付いた。その後も、いつも同じ服を着ていたり、空腹を訴えていたことから、学校関係者は男児の家庭環境に不安を抱き始めたという。さらに、男児が「2歳の弟もおなかをすかせている」と話したことから、担任は自費で買ったおやつやコメを男児に渡していた。担任は22日午前、夏休み中の男児が無事かどうかを確かめるため、自宅を訪問し、母親が「長男はけがをして病院に行っている」と話したため、病院で事情を聴いたところ、容疑者に刺されたことが発覚した。学校関係者は「命に別条がなく、不幸中の幸いだが、包丁で刺された男児や弟のショックは極めて大きい」と沈痛な様子だった。(8/23)
・私立東京文化小学校(杉並区)に通う4年生の女子児童が同校から「学校の秩序を乱した」と退学処分を受けたことに対して、両親が処分の取り消しの仮処分を東京地裁に申し立てた事件で、退学処分を撤回することで双方が合意した。事件は昨年4月頃から同じクラスの男子児童からいじめを受けていて、心配した両親が学校に相談したが、学校側は「いじめの事実はない」と十分な調査や対策をとらなかった。今年3月には逆に「学校を混乱させた」と謝罪を要求。保護者会への出席も拒否し、両親欠席の場で保護者たちに一方的な説明をした。4月には出席停止を命じ退学を勧告し、5月31日付で、退学処分とした。(8/17)
・沖縄県北谷町の小学校で今年6月、クラブ活動中の四年の男子児童がクラブ担任の男性教諭(42)から体罰を受け、口内裂傷で全治約二週間のけがをしたことが分かった。児童はその後、不登校になっている。学校側の説明によると、児童が高さ数十センチほどの台に二度上った際、口頭で注意したが無視されたと感じた男性教諭が児童の左ほおを手で押した、という。この日の夕方、男性教諭から体罰したことをわびる電話が児童宅にあった。しかし児童は翌日から9日間、登校しなかった。その後児童は登校したが、同月下旬から再び不登校になった。学校長らは事件後、児童宅を訪ねて保護者に謝罪し、おわびの文書を手渡したという。県教育庁は既に懲戒審査委員会を開いているが、体罰の程度や不登校の理由について学校側と児童側の言い分に食い違いがあるため、事実関係を詳しく調べた上で男性教諭の処分を決める方針。(8/15)
・兵庫県尼崎市の運河で、神戸市立道場小1年生(6)がゴミ袋に入れられ遺体で見つかった事件で、祖母(51)が県警捜査1課と尼崎西署の調べに対し、今月7日、尼崎市の自宅を訪れた際、3畳間の寝室のふとんの上で口から血を流して寝ているのを見たと証言していることが、わかった。(8/15)
・兵庫県尼崎市の運河で、神戸市立道場小1年がポリ袋に入れられ遺体で見つかった事件で、兵庫県警は死体遺棄の疑いで、いずれも無職で義父(24)と実母(24)を逮捕。司法解剖の結果、頭に殴られたようなあとがあり、死因は脳内出血と判明。家庭内で、日常的に虐待を受けていたことが捜査で確認されたといい、県警は虐待死の疑いがあるとみて二人を追及する。(8/14)
・尼崎市大浜町一の北堀運河で、神戸市立道場小一年(6)が、ポリ袋に包まれ遺体で見つかった事件で、両親が七日に尼崎北署に捜索願を届け出た際、虚偽の状況説明をしていた可能性が高いことが、兵庫県警捜査一課と尼崎西署の調べで分かった。行方不明だった両親は午前、尼崎市内で見つかり、同課などで詳しく事情を聴いている。一方、被疑者不詳のまま殺人と死体遺棄容疑で自宅アパートの家宅捜索と現場検証を始めた。
両親が今年2月に県西宮こどもセンター(児童相談所)に連れてしつけの相談に訪れた際、全身に皮下出血が見つかり、同センターが虐待と判断して一時保護していたことが、わかった。(8/14)
・京都府警向日町署は、同せい相手の長女(6)を虐待したとして、京都市山科区、建設作業員(25)を傷害の疑いで逮捕。容疑者は今年1月下旬、向日市内の同せいしていた女性(25)宅で、女性の長女の顔などを殴り、約2週間のけがを負わせた疑い。(8/14)
・長崎署は、同居の女性の長男(6)を虐待したとして長崎市内の無職(29)を傷害容疑で逮捕。容疑者は7月14日ごろ、自宅で内縁関係の女性(26)の長男=小学1年=の両腕、両足をタオルで縛り、ポットの熱湯をかけて胸や背中などに数週間のやけどを負わせた疑い。同市の中央児童相談所から通報を受け、捜査を進めていた。長男は同相談所で一時保護された後、1日から児童養護施設に入所している。(8/13)
・2000年度に不登校・登校拒否で学校を30日以上欠席した小中学生は約13万4000人で、過去最多を更新したことが文部科学省発表の学校基本調査速報で分かった。小学校では前年比1.2%増の約2万6000人、中学校では3.6%増の約10万8000人だった。小学校では279人に1人、中学校では38人に1人の不登校の児童生徒がいることになる。(8/10)
・第6回登校拒否・不登校問題全国のつどいが、新潟県湯沢町で開かれ、600人が参加した。(8/4,5)
・南区宝南小学校2年女児の虐待死事件を受けて「なごやこどもサポート会議」が開かれ,江場哲哉健康福祉局長から「学校や児童相談所が,虐待という認識を欠いていた。あと一歩が踏み込めなかったことを反省している。母親や子どもの状況把握をきちんとすべきだった」と対応に問題があったことを明らかにした。また,厚生労働省から,「教員向けの相談マニュアルを作って,市と学校との連携を強化する」よう,要請を受けたことの報告があった。委員からは,行政側の対応に甘さがあったという指摘が相次いだ。(7/31)
・愛知県が公立、私立を合わせて毎年行う学校基本調査で、県内の小、中学校の不登校の数は、児童1504人、生徒6203人で、いずれも過去最高を更新したことが分かった。同調査結果によると、2000年度に小学校で年間30日以上休んだ長期欠席児童3765人のうち、不登校を理由にしたのは1504人で前年より18人増えた。中学校でも長期欠席生徒8134人のうち、不登校は6203人で前年より276人増。いずれも過去最高の前年を上回った。県教育委員会は、増加の理由について「特定は難しいが、保護者の間で必ずしも学校に行かなくていいという空気が広がっている」とした。(7/31)
・名古屋市南区の虐待死事件を教訓に、市は虐待が疑われる子供の状態を早期に確認し、対応するための再発防止案をまとめた。再発防止案は(1)虐待の通告を受けた場合、原則として、児童相談所が家庭訪問などで安否を早期に確かめる(2)人手の足りない場合は学校、保育園などに本人や家庭に接触してもらえるよう協力を得る(3)兆候を説明した教職員向けリーフレットを作成する――などが柱。(7/30)
・栃木県鹿沼市立北犬飼中3年(当時15歳)が自殺した事件で、両親は、「自殺はいじめが原因。事件後の学校や市教委などの対応も不十分」として、鹿沼市、県、いじめたとされる元同級生2人とその両親を相手取り、約1億1000万円の損害賠償を求める訴訟を宇都宮地裁に起こした。訴状などによると、99年11月26日、自宅の居間で首をつって自殺した。遺書などはなかったが、自殺する約1カ月前から不登校状態になり、自室でふさぎこんでいた。男子生徒2人から下着を脱がされるほか、プロレス技をかけられたり、顔に落書きされるなどのいじめを日常的に受けていた。(7/27)
・高校1年の長女が自殺したのは部活動のいじめが原因だったとして、両親の横浜市港南区、会社員(44)と妻(44)が、神奈川県と同県立野庭高校の元生徒3人を相手取り、慰謝料など総額約9700万円の支払いを求める訴訟を横浜地裁に起こした。訴状によると、長女(当時15歳)は1998年4月、同校の吹奏楽部に入部したが、同級生で同部の女生徒らからトロンボーンのパート練習を外されたり、「あんたがいたら大会には行けない。邪魔だ」などと言われたりして、精神的ないじめを受けた。(7/23)
・東郷町の町立小学校で今年5月、6年生の男子児童が担任教師から暴行を受けた問題で、児童の両親が、愛知署に被害届を提出した。(7/23)
・弘前市立第一中学校で昨年2月、男性教諭(当時39歳)が清掃中に反抗的な態度を取った2年男子をほうきで1回たたいた問題について、青森地方法務局は、教諭に「人権侵犯に当たる」と口頭で説示。同じ教諭が同4月、3年女子の不登校をいじめが原因と勘違いし、同学年の女子7人を不登校女子の母親と会わせて謝罪させようとした問題については「教諭の対応は不適切」と注意。(7/23)
・東郷町立小学校で5月28日,6年生児童が体育館で,友人から借りた体育館シューズを下から投げて返したところ,友人がつまづき,シューズが友人の顔に当たった。これを,担任の男性教諭は,児童がシューズを投げつけたと勘違いして,「ぶっ殺すぞ」と怒鳴りつけ,さらに胸元を突き飛ばした。児童が,6月5日から不登校となったため,学校側が児童の不安を和らげるために教務主任を授業に同席させ,児童は7月5日から登校を始めた。しかし,担任の顔を見ると気分が悪くなるとして,18日から再び登校しなくなった。児童の両親は,担任の刑事責任を問いたいとして,警察に被害届を出す意向。(7/21)
・虐待死事件で、宝南小学校が、名古屋市教委の指導主事の定期訪問を受ける今月十日まで、不登校などの事実を同教委に伝えていなかったことが分かった。市教委によると、杏実ちゃんは五月二十八日から学校に来ておらず同校は家庭訪問を行ったが、正確な状況が把握できない状態が続いていた。同校を定期訪問した指導主事が、初めて「親の不理解による不登校のケースがある」と報告を受け、継続的な家庭訪問や関係機関との連携で対応するよう助言した。報告の遅れについて市教委は「定期訪問の時点では学校側に虐待があるとの認識がなかったのだろう」と説明するが、同校では六月二十八日、児童相談所との協議が行われていた。(7/18)
・名古屋市南区の市立宝南小2年(7)が虐待死した事件で、傷害致死容疑で逮捕された母(32)と同居の容疑者(29)が、スタンガンを使って杏実ちゃんを虐待していたことが、愛知県警南署の調べで分かった。(7/18)
・名古屋地裁は、名古屋市緑区の5000万円恐喝事件にからみ、主犯格の加害少年から兄弟で現金80万円を脅し取ったなどとして、恐喝や傷害などの罪に問われた同市名東区の無職の兄(20)=事件当時19歳=に懲役7年(求刑・懲役8年)を言い渡した。「少年が自分たちを恐れていることに乗じた犯行で悪質」などと述べた。判決によると、兄は昨年1月、加害少年から「(恐喝で)2000万円くらい取った」と聞かされ、二重恐喝を決意。「警察にばれてるぞ。お前を助けるために金が要る。80万円だ」と80万円を脅し取った。(7/18)
・名古屋市南区の市営住宅で、市立宝南小2年(7)が虐待死した事件で、同市児童福祉センターが児童委員から虐待の通告を受けながら、一度も母子に会わずに「緊急性はない」と判断していたことが、明らかになった。事件前の1週間は家庭状況の調査もしておらず、同センターは「刻々と情報を把握する必要があった」と対応の遅れを認めている。市教委も「単なる不登校」との認識しかなかったといい、行政の怠慢が事件を防げなかった要因となった可能性が強まってきた。児童委員がセンターに「1カ月以上登校していない児童がいる」「母子ともに閉じこもっている」などと報告したのは6月26日。センターは27日に「受理会議」を開き、至急調査することを決めた。しかし、その後は杏実ちゃんの祖母や学校から家庭状況を聞いただけで、母子本人には面会せずに「緊急性はない」と判断した。保護など今後の対応を決める「処遇会議」の開催を決めたが、日程が未定のまま杏実ちゃんは死亡した。祖母と会った民生委員から「母子は落ち着いている」と報告を受けた今月10日以降は調査自体が止まっていたという。学校側も、杏実ちゃんが4月以降欠席気味だったにもかかわらず、虐待による不登校の疑いを持たずに対応した。6月11、14、22日に家庭訪問したが、教師が杏実ちゃんと会えたのは14日の1回だけ。教師が「学校へ行きたくないのか」と聞いたところ、「行きたくない」と答えたという。(7/18)
・名古屋市南区、無職の母親(32)から「娘が呼吸していない」と119番があった。同市南消防署の救急隊が市立宝南小2年(7)を病院に運んだが、すでに死亡していた。「内縁の夫が子供を抱き上げて4〜5回落とした」と供述。愛知県警南署は容疑者と内縁の夫の自称・探偵業、(29)を傷害致死容疑で緊急逮捕した。(7/17)
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兵庫県宝塚市で4年生の男児(9歳)が飛び降り自殺をして死亡した。遺書めいたメモの中で、自分の性格や行動について不安を持っていると書いていた。(6/24)
・2000年度に全国174カ所の児童相談所で受けた児童の虐待に関する相談件数は、18804件に上ることが厚生労働省の調査で分かった。この10年間で、10倍以上になった。(6/21)
・疎ましく思った長女(当時1歳)を餓死させ、三女(当時1歳)を暴行して殺害したなどとして、殺人などの罪に問われた母親(28歳)の控訴審判決で、大阪高裁は、懲役13年とした1審・大阪地裁判決を破棄、懲役15年を言い渡した。裁判長は量刑理由で「親の立場を悪用した身勝手で冷酷な犯行で、2児殺害に確定的殺意があった」などと述べた。(6/21)
・香川県丸亀市の市立中学校2年生の女子生徒(13歳)が、髪を茶色に染めたことを理由に4月下旬から今月上旬の約1カ月半にわたり教室への入室を禁じられ、別室で一人で授業を受けさせられていたことが、分かった。女子生徒は「6時間の授業のうち2時間くらいしか先生が来ない日が大半。全く来ない日もあり、学校が嫌になった」と、現在は不登校になっている。学校側は「他の生徒への影響を考えれば、今後も方針を変えるつもりはない」としているが、文部科学省児童生徒課は「単に茶髪という理由だけで別室で授業をするのは疑問」と話している。(6/21)
・愛知県内8カ所の児童相談所(名古屋市を除く)に昨年度寄せられた児童虐待に関する相談件数が547件と、99年度(243件)の2・25倍に急増したことが、県児童家庭課の調べで分かった。統計を取りはじめた90年度以降、過去最高の件数。昨年11月に虐待防止法が施行され、通告者の匿名性が確保されたことや、各地で続発した児童の虐待事件を受け、通報が急増したと県は分析。(6/20)
・愛知県小牧市の社宅で11人きょうだいの六女(当時2歳)の遺体を8か月以上放置したとして、死体遺棄罪に問われた母親(38歳)に対する判決が、名古屋地裁であった。裁判長は「愛情を注ぐべき子供に対して配慮を欠き、責任は重いが、遺体に花を手向けるなど自責の念もあった」として懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年)を言い渡した。(6/20)
・兵庫県南淡町立南淡中で、2年生の男子生徒(13歳)が同じクラブの同学年の男子生徒2人から1年間にわたって暴行を伴ういじめを受け、6月に神戸市内の中学校に転校したことが分かった。双方の両親間で既に示談が成立しているが、生徒は転校後もPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状で治療を受けており、生徒の家族は「子供は自殺も考えていた。学校側がもっと早く気付き、きちんと対応してほしかった」と学校を批判している。(6/19)
・PL学園高校の元野球部員(17歳)が、先輩から暴行されたとして、同校と上級生の部員、野球部長、監督に慰謝料、治療費など計約187万円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を大阪地裁堺支部に起こした。元部員は昨春入部。当時2年生だった先輩の「付き人」として身の回りの世話を命じられた。訴状では、打撃練習の場所取りに負けたと言ってパイプ椅子で殴られた▽アンダーシャツがなくなった責任をかぶせられ、何度も殴られ頭髪の一部をバリカンで刈られたなどの実例を挙げている。元部員は今月16日、退学届を出した。学校側は訴えられた部員を今年3月27日から1週間の自宅謹慎処分にしていた。(6/18)
・新潟県新潟市内の県立高1年の男子生徒(16歳)を暴行の疑いで逮捕。男子生徒は交際中の県立高1年の女子生徒(17歳)に対し、携帯電話のメールを見たなどと腹を立て、顔や腹などに殴るけるの暴行を加えた。(6/16)
・札幌西署は、札幌市内に住む私立高校1年生(15歳)を傷害の疑いで逮捕。14日午後9時半ごろ、同市西区の農試公園内で、道立高校1年生(15歳)の顔などを殴って転倒させ、脳挫傷などで意識不明の重体となるけがを負わせた疑い。(6/15)
・岐阜県羽島郡内の小学校で今月6日、6年生の男子児童が、校内で包丁を持ち出す騒ぎを起こしていたことが分かった。保護者から問い合わせが相次いだため同校は11日、保護者に対し、事件を起こした男子の名前や児童相談所から指導を受けていたことを伝えていた。6日昼の掃除時間に、男子トイレの掃除係の男子が掃除をしなかったため、女子トイレの掃除係の女子が注意したところ、同じ階の家庭科室に行き、引き出しにあった包丁を持ち出した。この女子は家庭科室までこの男子を追いかけたが、包丁を持って室内にいるのを見て驚いて逃げたという。(6/14)
・福岡県小郡市の公園で、同級生の男子(11歳)に背中などを刺されて、小学6年生が重傷。同級生は、「いじめらえたので刺した」としている。(6/9)
・茨城県鹿嶋署は、神栖町の中学3年の男子生徒(15歳)を傷害容疑で逮捕、水戸地検土浦支部に送検した。同支部は同日、少年を水戸家裁土浦支部に送致した。男子生徒は7日午前10時ごろ、校内の教室や廊下で同級生の男子生徒(15歳)に暴行し、女性教諭(34歳)から注意されたことに腹を立て、この教諭に殴るけるの暴行を加え、左肩や足などに10日間のけがを負わせた疑い。同級生も顔などに2週間のけが。(6/8)
・名古屋市緑区の5000万円恐喝事件で、加害者の少年から、さらに兄弟で金を脅し取ったとして恐喝罪などに問われた同市内の無職の兄(20歳)事件当時19歳に対する論告求刑公判が、名古屋地裁で開かれ、検察側は懲役8年を求刑した。論告によると兄は昨年2月、加害少年から「示談にしてやる。80万円だ」と現金を脅し取った。(6/6)
・山口県小野田市の中学校で、担任の男性教諭(43歳)から「体が臭い」などと言われた障害児学級の1年女子生徒(12歳)が不登校になっていることが分かった。5月28日の授業中、教諭が女子生徒に「風呂に入っていないだろう」「きれいにしなさい」などと言ったのに対し、生徒がかんしゃくを起こしたため、教諭は机ごと生徒を廊下に出した。生徒は翌日から2日間欠席、31日には登校したが「先生の態度が変わらない」と、そのまま学校に行かなくなったという。(6/5)
・宮城県大河原町内の公立中3年生(いずれも14歳)の2人を暴行の疑いで緊急逮捕し仙台地検に送検、別の6人も同容疑で書類送検。5月17日午後5時ごろ、同じ中学の2年生5人(いずれも13歳)が自分たちの悪口を言っていると自宅に呼び出し、集団で暴行を加えて顔などに最長で10日間のけがを負わせた疑い。(6/4)